こんにちは!
YBM–clubの舩本です。
みなさん便通は、良い方ですか?それとも悪いですか?そこの基準を知らない方がほとんどかと思います。
日本内科学会では、3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態を便秘と定義されています。
もし、これらに当てはまる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
それでは、スタート!
なぜ、便秘になるのか
食べ物が便になって排出されるまでの時間は、約24時間〜72時間といわれています。口→食道→胃→小腸→大腸→肛門などの器官を通るなかで、消化吸収され排便します。
ところが大腸の動きが鈍ると、便の通る速度が通常より遅くなり、水分が吸収されすぎて硬くなってしまいます。そうして便が硬くなると、なおさら排出されにくくなり便秘を招くことに。
逆に大腸の動きが活発すぎると、便の通過時間が速いため水分の吸収が不十分になり、下痢になる可能性があります。
その便秘になる原因をより細かく説明していきます。
便秘の原因と対策5選
ストレス
便秘の原因の多くはストレスによるものと言われています。
消化した食べ物を腸の中で動かしたり排出したりする腸管のぜん動運動は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスによって保たれています。
しかしストレスが溜まると交感神経が優位になり、動きが停滞してしまいます。
それにより、排便習慣のリズムが乱れ便秘を引き起こしてしまいます。
定期的に、ストレス発散をして、副交感神経を優位にしてあげましょう。
運動不足
腸のぜん動運動は、運動不足により筋力が衰えることによっても動きが鈍くなります。
その結果、筋力不足が原因で腹筋の力が弱くなり、便意を感じても上手く排便できなくなるケースもあります。
過度なダイエット
腸内にはある程度の便がないと便を押し出すことができず、排便が難しくなります。
過度な食事制限とダイエットで食べる量を減らしてしまうと、栄養が偏ってしまい、食物繊維の摂取量が減ります。
その結果、便のカサと水分量が減少し、便自体の量が減ってしまいます。
また、ダイエット中は脂質を制限することがあるが、脂質は便の滑りを良くする作用があります。さらに、脂質に含まれる脂肪酸は大腸を刺激してぜん動運動を促進する効果が期待できるため、適度な脂質の摂取が便秘解消に役立ちます。
食生活の乱れ
肉ばかり食べたり野菜が不足したりするなど、食生活の乱れも便秘を引き起こす原因。
肉類に含まれる動物性タンパク質は、過剰に摂りすぎると悪玉菌のエサになって腸内環境を悪化させることがある。
また、野菜には、消化吸収されずに大腸まで届く水溶性食物繊維(便をやわらかくしてくれる)・不溶性食物繊維(便のかさを増やしてくれる)が含まれており、それぞれの食物繊維には便秘解消につながる特徴があります。
水分不足
便は約75%が水分、残りの25%が食物繊維を含んだ食べ物のカスと腸から脱落した腸内細菌の死骸などの固形成分となります。
便は水分を含んでいるからこそ、容積が膨らみ、大腸内を移動しやすい硬さとなります。
そのため、水分不足になると便の水分量が減り、カチカチの硬い便となって排出しにくくなってしまいます。
日常的に水を飲む機会が少ない人は、水分不足が便秘を引き起こしている可能性があります。
1日の水分の摂取量目安は2.5リットルを目指してみましょう。
最後に
便秘の原因は人それぞれですし、便秘に個人差があります。自分の生活習慣を見直しながら、便秘の原因になっていそうなものに、フォーカスをあてて、ひとつずつ試して改善していきましょう!