こんにちは!

YBM–clubの舩本です。

今回の記事は、姿勢改善について!

予定調和な日々を過ごしていると、決まった動作が多くなっていき、使う筋肉が偏ってバランスが悪くなったり、クセ付いた動きから姿勢が崩れていってしまいます。その結果、ケガにつながることも少なくありません。

そういったことを防ぐために、どういうふうに姿勢改善していけばいいのかをお話していきます。

それでは、スタート!

1.不良姿勢によって起こる障害

不良姿勢は、筋・筋膜のインバランスや関節のアライメントの変位などの原因によって生じます。そして、さまざまな障害が起こります。

①筋張力による頭痛

②動きが制限される可動性低下

③安定下筋の機能低下による姿勢制御の低下

④心肺持久力の低下

など

これらを解消するためには、インバランスを修正し、関節のアライメント変位を修正することが重要となります。

2.土台を安定させて柔軟性を獲得する

不良姿勢を改善するために、硬くなってしまったり、短縮した筋をストレッチングする。また、拮抗筋や隣接筋の安定化をはかることが重要です。

例えば、ねこ背で胸部前面の筋が短縮してしまってる場合、そこをストレッチすると同時に、拮抗筋である胸椎の脊柱起立筋を支える機能を強化する必要があります。

3.不良姿勢を知ることの大切さ

人によっては、自分の何が不良姿勢なのか分からない場合がよくあります。姿勢を改善していくためには、まず知らせる必要があるのです。

その場合、わざと不良姿勢をとって不快感を覚えるまで、その姿勢を維持します。

そこで、

①言語的補足で関節の位置の情報をわかりやすく説明する

②視覚的補足で鏡を使いながら認知する

③触知的補足で筋肉に触れて正しい位置へ誘導する

こういった方法で知らせていく必要があります。

4.目標は無意識で正しい姿勢をとれる

無意識でも正しい姿勢でいられることがベストかだと思います。ただ、長年習慣付いたクセからできた不良姿勢があって、そこから常に良い姿勢を維持し続けるのは不可能です。それは普段使わない筋肉の過剰な努力が必要になるからです。

疲れたら休みながら、鏡の前だけ意識してみたり、朝の準備時間だけ意識するなど、機会を見つけて姿勢を意識していきたいところです。

最後に

不良姿勢になることで、どういう障害が起きるのか、自分がどういう姿勢にあるのかを知って、体のバランスを整え、鍛え、機能を上げていく必要があります。

ぜひ参考にしてみてください!