こんにちは!YBM-clubの舩本です。

今回は、三大栄養素の1つである脂質について分かりやすく説明していきます!

みなさんは、ふだんの食事で脂質を意識することはありますか?何も意識をせずに食事をしていると、脂質過多になってしまう傾向があります。逆に、ダイエット意識が強い方であれば、脂質は太ってしまうからと摂らなすぎて脂質不足になってしまうことがあります。脂質の摂りすぎは肥満につながりますが、健康には欠かせない栄養素なので、適切な量を取る必要があります。今回の内容で、脂質の知識を深め参考にしていただけると幸いです!

1脂質とは

2脂質の種類

3脂質の役割

4摂るべき脂質と控えたい脂質

5最後に

1脂質とは

脂質は三大栄養素の1つであり、1グラムあたり9キロカロリーと、三大栄養素の中でも最も高いエネルギーを得ることができます。効率よくエネルギー摂取ができる一方で、カロリーを摂りすぎてしまうことがあります。

2脂質の種類

脂質は、単純脂質、複合脂質、誘導脂質の3種類に分けられます。

また、これらを構成している重要な要素が脂肪酸です。多くの種類の脂肪酸があり、どんな脂肪酸が含まれるかによって、その脂質の性質も変わってきます。大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられ、不飽和脂肪酸のなかで体内では作られない脂肪酸を必須脂肪酸といいます。これは、食事から摂取する必要があります。

飽和脂肪酸とは、

乳製品や肉類、ココナッツオイルなどに含まれていて、多くの日本人はとりすぎ傾向にあるものです。とても重要なエネルギー源ではありますが、世間的に健康に悪い影響を与える油として認識されてます。飽和脂肪酸は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が低下すると言われています。

不飽和脂肪酸とは、

魚油やえごま油、コーン油、オリーブオイルなどに含まれる脂肪酸です。不飽和脂肪酸は、さらに一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられ、それぞれ効果は異なりますがどちらも健康に良い油として知られています。その中でも、多価不飽和脂肪酸は必須脂肪酸ともいわれる食事から摂る必要のあるものです。

3脂質の役割

脂質は健康に欠かせないたくさんの役割があります。重要なエネルギー源となるだけでなく、ホルモンや細胞膜、核膜を構成したり、皮下脂肪として臓器を保護したり、温度を保ったりしてくれます。また、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収を促すなどの役割があります。

ただ、摂りすぎてしまうと、

肥満や脂質異常症、動脈硬化、高血圧、高血糖などの生活習慣病の原因となります。そして、心疾患や脳疾患のリスクが高まりますので、摂りすぎには注意しましょう。

逆に、脂質不足になると、

エネルギー不足で疲れやすくなったり、細胞壁や血管壁が弱まって皮膚炎のリスク高まる、ビタミン欠乏になる、ホルモンバランスが崩れるなどの症状があらわれます。

4摂るべき脂質と控えたい脂質

植物油や魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸には、血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる働きもありますので積極的に摂りたい脂質です!

動物性脂肪に多い飽和脂肪酸は、血液中の中性脂肪やコレステロールを増加させるので、摂りすぎないように注意しましょう。

5最後に

脂質は太るものだと思われがちですが、食べずに不足すると、体内でいろんな悪影響があります。

そこで大切になってくるのが、どの脂質を摂るべきで、どの脂質は控えた方が良いのかを理解して、脂質とうまく付き合っていけると食生活が安定してくるのかなと思います!

今回の内容を、ぜひ参考にしてみてください!