こんにちは!
YBM–clubの舩本です。
人間の身体には、脳と腸の間でコミュニケーション(脳腸相関)という機能があります。
ここに注目して、満腹感が得やすくなるような食べ方について知ることで万年ダイエットを卒業することができるかもしれません。
普段の生活で、自分のお腹空いたときの空腹感や、たくさん食べても満腹感を覚えにくい方はぜひ参考にしてみてください。
身体に備えられた素晴らしい信号
脳腸間の「空腹-満腹」のコミュニケーションシステムは、体内のホルモンによってコントロールされています。
私たちがしばらく何食べていないと、胃は「グレリン」という空腹ホルモンの信号を出します。このホルモンが脳にお腹が空いていることを伝えます。
そして、食欲が湧き何かを食べるとグレリンを出さなくなり空腹感は薄れていきます。
ただし、グレリンによる空腹信号を弱めるだけでは食欲は止められません。
そこで腸が、食事が進むにつれて別のホルモンを分泌します。「グルカゴン様ペプチド-1」「ペプチドYY3-36」「オキシントモジュリン」これらのホルモンが、脳に”食べ物が充分に入ってきたので、もう食べるのをやめていいよ”と、満腹感を伝えます。
私たちはこのメッセージを受け取り、食事を終えます。
レプチンと脳のコミュニケーション
体脂肪は、「レプチン」と呼ばれるホルモンを脳に情報を伝えます。体脂肪が充分に蓄えられているときに、”エネルギーはたっぷりあるから、あんまり食べる必要ないよ”とメッセージを脳に送ります。
体脂肪の量がさらに増えると、レプチンの信号が多く作り出されます。ただし、一定の体重を超えると、脂肪からのレプチンのメッセージが大きくなりすぎて、脳は受け取れなくなります。これを「レプチン抵抗性」と呼ばれます。
体脂肪がたくさんあるのにお腹が空くのは、これが原因です。
この原因のひとつとして、インスリンがあります。インスリンレベルを下げることで改善していくことが可能になります。
その方法には、食べ物のチョイスや食事時間制限、運動、睡眠などといった方法がありますが、今回は食べ物のチョイスに焦点をあてていきます。
インスリンレベルを下げる食品選び
インスリンレベルが高いと、脂肪が蓄積されやすくなります。
インスリンレベルを低く保つような食品を選び、インスリンレベルを下げることで脂肪分解されるための信号が送られ、脂肪が燃焼されやすくなります。
食品選びその①天然の健康的な脂質を摂る
食品選びその②人工甘味料を避ける
食品選びその③アルコールを控える
食品選びその④高炭水化物を避ける
食品選びその⑤超加工食品を避ける
食品選びを意識しだすとできることはたくさんありますが、できることから意識してインスリンレベルを避ける。
その結果、人間本来ある空腹を感じる、満腹を感じる、これができるようになると食べすぎによる体重増加を防ぐことができます。
今日から少しだけ生活に取り入れてみて下さい!

