トレーニングって全身やる必要あるの?

お腹だけ痩せたいから部分トレーニングでOK?

こんにちは、トレーナーの雄太です。

今回はトレーニングにおいて全身の筋トレをやる必要があるのかどうかについてお話していきます。

部分痩せは可能なの?

「お腹だけ出てるからお腹だけ痩せたい」「下半身が太いから足だけ細くしたい」なんていう人も多くいます。

これらの“部分痩せ”は可能です。

が、太っている場合は非常に非効率です。

元々体が締まっており、全身にある程度の筋肉がある状態から、さらに部分的に引き締めるのはその部位の遅筋繊維を発達させるようにトレーニングすれば良いのですが、筋肉が少なく、全身に脂肪がついている人が部分的に脂肪を落とすというのは非常に効率が悪いのです。

それは全身の筋肉をつけることにより基礎代謝を向上させ、全身の脂肪をエネルギーとして消費させるからです。

多くの筋肉を成長させて全身の筋肉を使用する方が代謝が上がります。

部分的な筋肉がエネルギーを消費するより、全身の筋肉でエネルギーを使うほ方が消費エネルギーが多いのは当たり前ですね。

また、全身の筋バランスが悪いとトレーニングにおけるリスクも上がります。

全面性の原理について

 まず、トレーニングには“トレーニングの5大原則”というものがあります。 

そのうちの1つが全面性の原則と言います。

(他の漸進性の原則、反復性の原則、個別性の原則、意識性の原則については後日説明します。)

全面性の原則とは「バランスの取れた身体づくりをする為には、全身をまんべんなく使うことが必要である。」という原則です。

例えば男性は外見的に見栄えする腕や胸を重点的にトレーニングをする人がいます。

そんな人は腕を太くしようとアームカール(上腕二頭筋のトレーニング)やベンチプレス(大胸筋や上腕三頭筋のトレーニング)ばかりやっているますが、上半身を支える大胸筋や腕と体幹部を連動させる三角筋(肩の筋肉)が腕の筋肉に対し発達していないせいで十分な力が発揮できなかったりフォームが崩れて故障したりします。

というのも、私も大学生の時に背中と腕ばっかりトレーニングして背中側の脇と太くなった腕が邪魔になり、変な筋肉の付き方の上、脇が開いてしまうようになってしまいました。

この数年後に前面と背面の筋バランスが悪いせいで慢性の腰痛になりました。。。

ということで、パフォーマンスの向上や生活の上でも、バランスの取れた身体づくりをすることは重要で、まんべんなくトレーニングをするべきなのです。

確かに競技によって特化した筋肉が必要な部分もありますが、ほとんどの競技は全身を使いますし、その中でも大筋と呼ばれるもも、胸、背中、お腹の4つの筋肉はどの競技でも重要な役割を果たします。

そのため、特化した筋肉が必要な競技ではバランスの取れた全身のトレーニングに加えて部位ごとのトレーニングが必要となります。

なので効率的なダイエットをしたい場合は全身をバランスよくトレーニングしましょう!

 

 

いかがだったでしょうか?

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