パーソナルトレーナーの岩井です。今回は【マッスルメモリー】についてお話したいと思います。
マッスルメモリーとは?
マッスルメモリーは日本語に翻訳すると「筋肉の記憶」と言う意味です。トレーニングを続けていた人が一時的にトレーニングを中断(休む)して、再度トレーニングを始めた時に短期間で元の体(筋肉の状態)に戻ることがマッスルメモリーと言われております。
こちらは有力な理由としては、トレーニングを継続して行うことで体内の筋細胞の数が増えているからだと言われております。
トレーニングを行うと、人間の体には、筋細胞と言われる筋肉を構成する細胞が増えます。この増えた筋細胞はトレーニングを行わずとも体内に残る状態となり、再開した時に筋細胞が残っているから以前の体に元通りになれるということです。
ですので、トレーニングをこれまで続けていた人と、これからトレーニングを行う人が同じトレーニングをした時、以前トレーニングを続けていた人の方が短期間で筋肉が付く(元に戻る)状態に体(筋肉)が記憶しているということです。
マッスルメモリーの条件
トレーニングを続けていた人が全員マッスルメモリーを発症するわけではありません。個人差はありますが、少なくとも「1年間」以上はトレーニングを続けていることが条件として上げられます。これは筋細胞の数が関係しており、1年間トレーニングを続けることによって、一定の筋細胞が体内に構築されるためです。そのため、短期間トレーニングを行った人だと、マッスルメモリーは発症しないと言われております。
人間の体は面白いことに、期間を覚えております。どういうことかと言うと、3か月で出来た体は3か月で元通りになると言われており、これが半年だと半年で元通り、1年だと1年で元通りと言われております。(個人差あり)
そのため、「リバウンド」と言われるものは短期間でダイエットを行った人の方がなりやすいと言われております。暴飲暴食を続けてしまうと当てはまらなくなりますが、ゆっくり時間をかけて出来上がった体はゆっくりと元通りになり、短期間でハイスピードで出来上がった体はハイスピードで元に戻ってしまいます。
「継続は力なり」という事ですね!
ダイエットもトレーニングも一朝一夕で効果が生まれるものではありません。以前のブログでもお伝えしたことがありますが、体重を1kg落とすのに、7200kcal必要だからです。1日に‐200kcalの場合、およそ36日(1か月と数日)の時間が必要です。「若い時はすぐに体重が落ちたのに、今はなかなか落ちにくくなった」と言う人は、若い時は代謝も良く、体の筋肉量も一定ある状態だからです。これが歳を重ねるにつれてどんどん代謝も悪くなり、筋肉量も落ちていきます。だからこそ、ダイエットを行うにトレーニングはマストと言っても過言ではないくらいに大切になります。
食事だけで体重が落ちていたのに、、、運動をしているから体重は増えなかったのに、、、など昔と現在を比較する人が多いですが、昔と今の体は見えないところなども踏まえると確実に今の方が老いております。過去はあくまで過去に過ぎないので、【現在の体をどうやって理想の体に持っていくか】こちらが最終的には考えなければなりません。
まとめ
今回はマッスルメモリーのご説明を行いました。最後の方は少し脱線しましたが、何事も「継続は力なり」という事です。マッスルメモリーも少なくとも1年間はトレーニングを続けていないと発症されません。マッスルメモリー関係なく、ダイエットなどもいかに継続的に続けることが出来るかが大切です。
なかなか継続できない方は是非体験トレーニングも実施しておりますので、一度お越しください。
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