こんにちは!
YBM–clubの舩本です。
今回の記事では、体が教える栄養不足のサイン(髪の毛)について、できるだけ分かりやすく解説して行きます。最後まで読んでいただけると幸いです。
それでは、スタート。
髪のパサつき・抜け毛
これらには、タンパク質、亜鉛、ビタミンB群の不足が考えられます。
髪の毛の約80〜90%は「ケラチン」という硬いタンパク質で構成されています。このケラチンを作るプロセスちこれら3つの栄養素が不可欠です。
タンパク質(原材料)
不足の影響としては、原材料が無くなると、体は生きるために重要な臓器にタンパク質をまわし、末端である髪の毛への供給を制限します。
その結果、髪が細くなり、ツヤを失ったりパサついたり、抜け毛が増えたりします。
特に極端なダイエットや食事制限は、数ヶ月後に大きな抜け毛を引き起こすリスクがあります。
亜鉛(合成エンジン)
亜鉛は、摂取したタンパク質を髪(ケラチン)へ再合成する際に必要な「酵素」を助けるミネラルです。
不足の影響としては、材料(タンパク質)があっても、亜鉛が不足すると効率よく髪を作れなくなります。また、亜鉛は毛包(髪の根元)の細胞分裂を助ける役割も担っているため、不足すると成長が停滞し、抜け毛につながります。
亜鉛は体内で蓄えにくく不足しがちな栄養素であり、抜け毛に悩む人の多くに亜鉛不足が見られるという研究報告もあります。
ビタミンB群(生産サポート)
特にビタミンB6、ビオチン、ビタミンB12などが重要です。
タンパク質(アミノ酸)の代謝を助け、ケラチン合成をスムーズにします。
効果的な摂取方法は、これらの栄養素を組み合わせて摂ることがおすすめです。
赤身の肉・魚・卵にタンパク質、亜鉛、ビタミンB群がバランスよく含まれます。
※亜鉛の過剰摂取は、銅の吸収を妨げて貧血を引き起こすなどの逆効果を招く可能性があるため、サプリメントを利用する場合は適量を守ることが重要です。
髪の状態は2〜3ヶ月前の栄養状態を反映することが多いため、即効性を求めるのではなく、継続的な食生活の改善が大切です。
ぜひ赤身の肉、魚、卵を積極的に食べてみてください。

