体脂肪は少なければ少ないほど良い?
こんにちは、トレーナーの雄太です。
今回は体脂肪についてお話していきたいと思います。
体脂肪の役割とは?
いきなりですが問題です。
体脂肪の役割について正しいのはどれでしょう?
①エネルギーの備蓄
②外部からの衝撃の保護
③体温の維持
正解は全部です!w
ちょっと意地悪な出題でしたが少し掘り下げて説明していきます。
少なければ少ないほど良いみたいに言われがちな体脂肪ですが、大事な役割もあるのです。
糖質は筋肉中の筋グルコーげん、肝臓の肝グリコーゲンなどとして蓄えられますが、その量は2000kcal程度。
1日の消費エネルギー分にも満たないのです。
それに対して脂質は1gあたり9kcalとなりますので、体重50kgかつ体脂肪率が25%の女性であっても112,500kcalもあります。
これは約2ヶ月程度の消費カロリーに相当します。
このように体脂肪の備蓄エネルギーのおかげで簡単には飢え死にしないように出来ているのです。
また、柔らかい脂肪のおかげで物などにぶつかっても衝撃が和らげられ、怪我をしにくいようになっています。
体温維持においても人体の断熱材の役割をしており保温効果として役割を果たしてくれます。
以上のことから、人体にはある程度の体脂肪は必要であることがわかります。
ではどれぐらいが適正なのかというと、男性では14~24.9%、女性では17~29.9%とされています。(東京慈恵医科大学より)
一応、人体のしての必須脂肪の数値も説明すると男性では3~5%、女性では11~14%とされています。これを下回ると上記の役割をうまく果たせずに人体に大きな影響を及ぼすとされているそうです。
私も体脂肪率7.8%まで絞ったことがありますが、トレーニングなどで身体を温めても、じっとしているとすぐに体が冷えてしまうのを覚えています。
体温調整が上手くいかないと体の抵抗力も下がり、風邪を引きやすくなったりと体調管理が大変でした。
しかし、体脂肪率が多すぎるのも問題です。
糖尿病やそもそも体脂肪が多くなるまでの生活習慣に問題がある場合が多く、色々な問題があるでしょう。
運動習慣と食事生活をうまくコントロールし、理想の体型を手に入れましょう。
いかがだったでしょうか?
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