仕事終わり、一日の緊張が解けた瞬間に食欲が爆発してしまうのは、実は多くの人が経験する**「防衛本能」に近い反応**です。 

あなたが意志が弱いわけではなく、脳と体が以下のような状態になっている可能性が高いです。

なぜ「仕事終わりの夜」に止まらなくなるのか?

 ❶「報酬系」の暴走(自分へのご褒美):

   一日のストレスや疲れを脳が「ダメージ」と判断し、手っ取り早く回復させるために、ドーパミンが出る「高カロリーなもの」「甘いもの」を猛烈に欲しがります。

 ❷「緊張の糸」が切れた反動:

   仕事中は交感神経(戦闘モード)が優位で食欲が抑えられていますが、帰宅して副交感神経(リラックスモード)に切り替わった途端、隠れていた空腹感が一気に押し寄せます。

 ❸夕食までの時間が空きすぎている:

   昼食から夕食まで8時間以上空くと、血糖値が下がりすぎています。この状態で食べ始めると、血糖値が急上昇・急降下する「血糖値スパイク」が起き、食べても食べても満腹感を感じにくくなります。

 ❹「決断疲れ」による自制心の低下:

   人間が1日に使える「我慢する力(ウィルパワー)」には限りがあります。仕事で頭を使い果たした夜は、食欲を抑えるエネルギーがもう残っていないのです。

夜の爆食を防ぐ「3つの作戦」

今の生活スタイルに取り入れやすそうなものはありますか?

 ①「戦略的・分食」のススメ(超重要):

   会社を出る前、あるいは帰宅途中の17〜18時頃に、おにぎり1個やプロテインバー、ナッツなどを少しだけ食べておきます。これで「飢餓状態」を防ぎ、帰宅後のドカ食いを物理的に抑えます。

②帰宅後まず「お風呂」に入る:

   「お腹が空いた!」と思ったら、食べる前にシャワーを浴びるかお風呂に入ってみてください。体温が上がると食欲が一時的に落ち着きますし、リラックスすることで「食べること以外の報酬」を脳に与えられます。

 ③「低カロリーな噛み応え」を準備しておく:

   どうしても口寂しい時のために、冷凍枝豆、こんにゃくゼリー、あたりめ、炭酸水などをストックしておきましょう。「噛む」動作自体が脳を満足させます。

以上の3つ、自分に効果がありそうなものから試してみてください。