パーソナルトレーナーの岩井です。ここ最近で一気に冷え込むことになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?インフルエンザも例年以上に流行っているみたいなので体調管理には十分にお気を付けください。

今回はタイトルの通り、使える筋肉、使えない筋肉についてお話したいと思います。トレーニングをしている皆さんも一度はこちらのワードについてお聞きしたことがあるのではないでしょうか?使える筋肉、使えない筋肉に合わせて「見せ筋」といったワードがありますが果たしてこちらはどういった意味合いなのでしょうか?

使える筋肉、使えない筋肉とは?

使える筋肉、使えない筋肉はどういった言い回しなのでしょうか?一般的に野球選手やサッカー選手をはじめとしたアスリートの筋肉は「使える筋肉」と言われ、ボディビルダーのようなトレーニーの筋肉は「使えない筋肉」と言われております。ただ、そもそもの「使える筋肉」、「使えない筋肉」の定義は人によって様々であります。

僕の持論ですがこの世に「使えない筋肉」は無いと思っております。

アスリートの筋肉が使える筋肉と言われているのは、その種目を行うにあたってパフォーマンスを上げるからです。例えば野球選手の投手の場合、速い球を投げるために筋肉を使うことが出来るからです。しかし、ボディービルダーの人がどれだけ筋肉があったとしても野球選手と同じように速い球を投げることはできません。だから「使えない筋肉」と言われているのが事実です。

それもその筈で至っておかしいことはありません。

野球選手の場合は競技(野球)に合わせた身体づくり(筋肉)を行っているからであり、筋肉だけではなく、脳の仕組みも野球用にできているからです。例えば野球選手がサッカーやバスケなど他のスポーツをしたとしても野球以上のパフォーマンスは発揮することが出来ません。これはそもそもの体のつくりや筋肉の付き方が野球用となっているからです。

そう考えるとボディービルダーの人がスポーツでアスリート同様のパフォーマンスを出せないのは当然のことです。

またボディビルダーの人は大会に向けた体を目指しております。そのため、大会(競技)においてはボディービルダーの筋肉が「使える筋肉」となるのです。

何故トレーニーの筋肉は使えない筋肉と言われることになったのか?

これは結論的に「見た目」が関係していると考えます。アスリートのスポーツ選手の見た目は一般人とさほど変わりはありません。服などを着ていれば顔を知らない限りアスリートと気づくのが難しいくらいです。ただ、ボディービルダーの人は服などを着ていたとしてもがっちりした体型が分かるものです。ただ日常生活においてトレーニングで筋肉を使う場面は早々にありません。そのため、アスリートよりもつけた筋肉を使う場面が少なく、一般的に自己満足でトレーニングをして筋肉を付けているから「使えない筋肉」と言われるようになったのだと思います。

ただ、先ほども言ったようにこの世に「使えない筋肉」は無いと思っております。

筋肉は目的に応じて必ず「使える筋肉」となります。野球選手だったら野球をするための筋肉、ボディビルダーだったら大会に出て優勝するためには「使える筋肉」となります。アスリートやボディビルダーではない、一般の方もダイエット、姿勢改善など目的に応じて筋肉を付ければ「使える筋肉」となります。

まとめ

今回は「使える筋肉」、「使えない筋肉」についてお話いたしました。目的に応じて筋肉は使える、使えないとなりますが、どの筋肉も必ず「使える筋肉」となります。そのため、世の中には「使えない筋肉」というものはありません。トレーニングによって筋肉を付けることはメリットは多くありますが、デメリットはありません。これを機にトレーニングを行っている人はよりトレーニングに励み、トレーニングをこれから行う人は是非頑張っていきましょう。

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