マッチョの筋肉は“見せ筋”で使えない筋肉って本当?
こんにちは、トレーナーの雄太です。
今日は筋トレで身につけた筋肉は使えない筋肉なのかどうかについてお話していきたいと思います。
「筋トレで身につけた筋肉は使えない筋肉」と言われることがありますが、これは本当なのでしょうか?
結論を言うと本当です。
ただ、誤解してほしくないのは、あくまでも筋力トレーニングのみを行なった場合、競技などでのパフォーマンスは向上しないと言うことです。
筋トレというのは基本的に筋肉に刺激を与えるために、あおりを使ったり勢いを使ったりといった、反動を使わずに部分的な動作を行います。
これは競技動作での全身の反動を存分に使って行う“全身運動”とは動作の仕方が大きく異なるのです。
筋トレにおいては部分的に集中して筋肉に刺激を与えることで筋肥大や筋力向上を効果的に行えますが、その反面、全身の反動を存分に使う動的な競技での動作を良くすることはできません。
むしろ筋トレによる直線的な動作が身に付いて動きに柔軟性のない動きが癖づいてしまうこともありえます。
これが「筋トレで身につけた筋肉は使えない筋肉」と言われる理由です。
使えない筋肉を使えるようにするには?
では、「使えない筋肉」を使えるようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
それは瞬発力を向上させるプライオメトリックトレーニングやバランス能力や筋肉の連動性を高めるファンクショナルトレーニング、体幹の安定性を向上させるコアトレーニングなど、競技の特性に合わせてトレーニングをする必要があります。
これらの特殊なトレーニングと筋トレを組み合わせることで、パワーを競技でも発揮できるようになっていきます。
つまり、競技力向上において筋トレだけでは不十分ではあるが、筋トレと競技に合わせたトレーニングを行うことで、パフォーマンスがより向上するということです。
いかがだったでしょうか?
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