自転車や徒歩で職場まで20〜30分程度かけて通勤することはトレーニングになっているのか?
こんにちは、トレーナーの雄太です。
今回は日常的に繰り返している運動は筋力トレーニングとして効果があるのかという事についてお話していきます。
まずトレーニングにはトレーニングの原理と言うものがあります。
そのうちの1つに過負荷の原理があります。
過負荷の原理(オーバーロードの原理)とは“体力向上のためには日常生活でかかる以上の負荷を与える必要がある。”という原理です。
筋力の場合で説明すると、もともとトレーニングをしていない人が日常生活では味わうことのない高い負荷でのトレーニングを行うと、筋肉に過負荷(オーバーロード)となり、身体はその過負荷に対応できるように筋肉を発達させ、適応しようとするのです。
しかし、同じ重量、同じ回数を続けていくと身体が慣れてしまい、その体に対して過負荷にはならなくなってしまいます。
そうなると筋力の維持は出来てもそれ以上の向上はしなくなってしまいます。そのため、さらなる筋力向上を目指すのであれば、さらに重量を上げたり、回数を増やしたりなど、筋力に応じてトレーニングメニューを変えていく必要があるのです。
つまり、
トレーニングによって体に変化を与えるためには日常生活以上の負荷を与える必要がある。
と、いう事です。
ですが、これは筋力トレーニングとしては同じ運動を続けても筋肉に及ぼす効果は薄れますよという事であり、運動自体が無駄ということではありません。
運動する事による消費エネルギーは当然発生するので、有酸素運動としての心肺機能の向上やダイエットにおける脂肪燃焼効果はあります。
ダイエットにおいてはリバウンドをしないように基礎代謝をあげる筋力トレーニングが最優先ではありますが、短時間で効果を出したい人には有酸素運動を組み合わせるのも手段の一つと言えるでしょう。
いかがだったでしょうか?
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